強い絆
ロレックスと馬術競技の結びつきは1957年、イギリスの障害馬術騎手のパット・スマイスから始まった。初めての馬術競技テスティモニーであり、オリンピック障害馬術で初の女性メダリストとなった彼女は、さまざまな意味で先駆者だった。今日のロレックス テスティモニーたちは、彼女の足跡を追いながらパフォーマンスへの挑戦を続けている。ロレックスは、ザラ・ティンダルなどの主要な総合馬術選手、伝説的なイザベル・ワースなどの馬場馬術選手、そして1999年よりテスティモニーであるロドリゴ・ペソアから2022年にテスティモニーとなったジェシカ・スプリングスティーンまでの多くの障害馬術騎手を支援している。
スティーブ・ゲルダ
輝かしいキャリア
スティーブ・ゲルダは障害馬術のチャンピオンの息子として馬と一緒に育った。その競技人生は輝かしい成功で彩られてきた。スイス人騎手の彼は世界ランキング1位を何度も獲得し、オリンピック出場は5回に上る。2012年ロンドンオリンピックではニノ・デ・ビュイソネに騎乗し個人戦の金メダルに輝き、その4年前の北京オリンピックでは団体戦で銅メダルを獲得した。ゲルダはFEIワールドカップ障害馬術ファイナルで3度（2015、2016、2019年）の優勝を飾った。彼はまた、ロレックス グランプリのタイトルを3度（2006、2013、2015年）獲得し、CHI ジュネーブのロレックス IJRC トップ10 ファイナルでも3度（2010、2018、2023年）優勝に輝いた。またゲルダは2023年、ヨーロッパ選手権で初の個人タイトルを獲得した。
厩舎でも競技場でも、馬が最高のパフォーマンスを発揮できるようにすることではなく、馬たちが最高の生活を送れるようにすることが私たちの最大の目標です。それが彼らの良さを最大限に引き出す方法だと思っています
ロレックス
テスティモニー
ヤングライダー
アカデミー
明日のエリート騎手
の育成
ヤングライダーアカデミーはヨーロッパ全土の若き障害馬術騎手を対象としたプログラムである。毎年アカデミーは、18歳から23歳の候補者25人の中から、5人から10人を選出する。このプログラムでは彼らにトッププロの施設で練習する機会を与え、さらに障害馬術に関係する経済、コミュニケーション、獣医学、法的実務の指導を行う。ヤングライダーアカデミーは、2014年に創設され、ロレックスが支援している。テスティモニーであるバートラム・アレンとハリー・チャールズは共にアカデミー出身者である。
CHIO アーヘン
キャンパス
未来の展望、
馬術競技の永続
ロレックスとのパートナーシップにより創設されたCHIO アーヘン キャンパスは、2021年より若手騎手へのトレーニングを行っている。そのプログラム・オブ・エクセレンスは、障害馬術、馬場馬術、総合馬術と多岐な分野にわたる。次世代のチャンピオンたちに、馬術競技のトップ選手によるトレーニングを受ける機会を与えることを目的としている。7つの金メダルを含む12個のオリンピックメダルを獲得した、ロレックス テスティモニーのイザベル・ワースが馬場馬術のヘッドコーチを務めている。9月から5月にかけて、騎手たちは3～4日間にわたる6回のトレーニングセッションを受ける。夏のメジャー大会、アーヘンで開催されるCHIOにおいて、彼らはさまざまなジュニア大会へ参加する機会を得る。 CHIO アーヘン キャンパスでは、その他の若手騎手向けの大会や、アーヘンのRWTH国際大学との提携による厩舎運営の認証プログラムも実施している。
