ヨットマスター

Staying on course

目に見えないルート
を計画する

洋上にいる者にとって、コースを外れないということは常に課題である。厳しい環境に対処するときは確実なものは何もなく、正しい進路を維持するためには常に抵抗し続けることが大切だ。1992年の発表以来、オイスター パーペチュアル ヨットマスターは、航行時間の計測と読み取りを容易にする両方向回転ベゼルを備えている。機能性とマリンスタイルがエレガントに融合したこの時計は、自らの専門領域を超越して、その名を知らしめている。

ヨットレース
ヨットマスター 42

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精度への追求

空間と時間の中で自分がどこにいるのかを知ること、進路を設定し、そこから外れないことは航海において不可欠だ。その機能によって、この時計はスキッパーが自らの位置を把握するために必要不可欠なツールとなっている。世界で最も精確な計時機器として知られる航海用のクロノメーターは、18世紀より天文台が認定を行ってきた。当時は、イギリスのキュー天文台が計時精度の最高権威だった。

ヨットマスター 37

1914年、ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの時計のひとつでまさにこの天文台による検査を受け、時計製造界で初めて腕時計でクロノメーター認定を受けた。それ以降、サー・フランシス・チチェスターやベルナール・モワテシエといった著名なセーラーたちが、ロレックスの腕時計を船上のクロノメーターとして使用し、海を航海してきた。

サー・フランシス・チチェスター
海の世界を表現する

航海用クロノメーターの精度に適合することは、ロレックスの時計製造における基本だった。

セーリングヨット
ヨットマスター 42 チタン製

航海士のための設計

セーリングはロレックスの世界において特別な位置を占めている。1958年、ロレックスはアメリカズカップを創設したニューヨーク・ヨットクラブ(NYYC)とパートナーシップを結んだ。その後ロレックスは複数の世界中の一流ヨットクラブとパートナーシップを築き、オフショアレースやコースタルレガッタなどの主要なヨットレース大会と関わり始めた。

それらの強い絆は1992年にヨットマスターの発表によって結実した。オイスターケースによる堅牢性と防水性を誇るこのクロノメーターは、航行時間の計測と読み取りを可能にする60分目盛り入りの両方向回転ベゼルを備えている。

ヨットマスター 42は極めて優れたセーリングウォッチで、ロレックスのセーリングに対する確固たるコミットメントの証でもあります

サー・ベン・エインズリー
サー・ベン・エインズリー

陸でも海でも
貴重な存在

3つのサイズ(37、40、42 mm)と、18 ct イエロー、ホワイト、エバーローズゴールド製、さらにエバーローズロレゾールやロレジウムモデルといった、さまざまな貴重なバリエーションで展開されているヨットマスターは、ロレックスのプロフェッショナル ウォッチの中でも個性を放っている。スポーティな個性を備えたエレガントなこの時計には、2015年に初めてオイスターフレックス ブレスレットが採用された。

2023年、広く称賛される舵手であるサー・ベン・エインズリーによる実際の環境条件下でのテストを経て、ロレックスはヨットマスター 42の新モデルを発表した。これは軽量かつ堅牢、耐蝕性に優れた高性能素材、RLXチタン製である。

洋上における真の仲間であるヨットマスターは、航海士が陸に戻ると今度はその手首をエレガントに飾る。豊富なバリエーションがあり、航海用という原点を超越したモデルである。水平線を見失うことなく自由に動き、進路を変える術を知る者のための時計となったのだ。

サー・ベン・エインズリー
  • ヨットマスター 37
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  • ヨットマスター 42
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