
かけがえのない水を守る
いくつもの危険に満ちた冒険を経て、探検家のスティーブ・ボイズとそのチームは、雄大なザンベジ川の源流がアンゴラ高地にあることを証明した。ロレックスの支援を受け、彼はこれらの発見を活用し、この重要な地域の保護を実現しようとしている。
ジンバブエで開催された湿地に関するラムサール条約締約国会議で、グレート・スパイン・オブ・アフリカ遠征の創設者であるスティーブ・ボイズは、国王や高官、そして世界のリーダーたちの前で、何百万もの人々と多様な野生生物たちが依存するザンベジ川の源流がアンゴラ高地にあるという驚くべき発見を発表した。そこでは、「給水塔」として知られる山岳湿地がスポンジとして機能してせせらぎをつくり、最終的にはザンベジ川の急流に流れ込む。この発見は、ザンベジ川の源流まで未踏の水路を何千キロにもわたり遡る、長く過酷な遠征を50回以上行った成果だ。

