ロレックス メントーシップ プログラム

このメントーシップは交互にグループ分けされる。

2020 - 2022年度のプログラムは映画、舞台芸術、視覚芸術、多分野にまたがるオープンカテゴリーが対象となり、2023 - 2024年度は建築、映画、文学、音楽、視覚芸術の分野のメントーシップが行われている。

このロレックスの指導プログラムへの参加を伝えられたとき、私はそのチャンスに飛びつきました。私は、教育者の家系に生まれた教育者です。ですから自然と若い才能を導きたいと思うようになっていました

スパイク・リー
Spyke Lee

独自の選考

このプログラムには独立した顧問委員会があり、プログラムのサイクルに応じて入れ替わり、メントーを推薦する。若いアーティストが自ら応募することはできない。それぞれのメントーが望むプロフィールに基づいて、推薦委員会がふさわしいプロトジェ候補を見極める。その後、ロレックスが彼らにプログラムへの応募を呼びかける。これまでに37カ国から63名のプロトジェたちが選ばれた。

独自の選考
2020–2022年度のオープンカテゴリーのメントーを務めたリン=マニュエル・ミランダと、彼のプロトジェであるアグスティナ・サン・マルティン。

指導期間

メントーとプロトジェは、2年の期間に少なくとも6週間を共に過ごすことが求められるが、多くのペアがそれよりも多くの時間を過ごす。彼らは、どこでどのように交流したいかについて意見をまとめる。プロトジェに一流アーティストの仕事場への立ち入りを認めることや、メントーとプロトジェが実際に作品に共同で取り組むことなども話し合われる。

指導期間
舞台芸術分野のメントー、フィリダ・ロイドと、彼女のプロトジェであるホイットニー・ホワイトは、シェイクスピアや音楽への共通の愛により引き合わされた。

メントーたち

これまでに、故トニ・モリスン、マーガレット・アトウッド、マリオ・ヴァルカス・リョサ、サー・デイヴィッド・アジャイ、妹島和世、サー・デイヴィッド・チッパーフィールド、故トリシャ・ブラウン、ウィリアム・フォーサイス、リン・ファイミン、アルフォンソ・キュアロン、マーティン・スコセッシ、アレハンドロ・G・イニャリトゥ、デイヴィッド・ホックニー、ジョーン・ジョナス、サー・アニッシュ・カプーア、ジュリー・テイモア、ロベール・ルパージュ、リン=マニュエル・ミランダ、ザキール・フセイン、カイア・サーイアホ、故ジェシー・ノーマンといった63名のメントーたちが彼らの時間とあふれる才能を捧げてきた。

メントーたち

多くのプロトジェは、すばらしいキャリアを積み、分野を越えてコラボレーションを行い、自らがメントーとなった。

プロトジェ

プロトジェたち

これまでのプロトジェたちは、主要な劇団の芸術監督として指名され、また、彼らの作品はヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展や国際建築展などの国際的な展示会で発表された。2010 - 2011年度の文学分野のプロトジェ、トレイシー・K・スミスは、2017年から2019年まで米国の桂冠詩人を務めた。