フレッド・カプルス

天賦の才能

フレッド・カプルスのゴルフ人生はワシントン州シアトルで始まり、瞬く間に卓越した才能を開花させた。

1980年にプロへ転向した彼は、1983年のケンパーオープンで自身初のPGAツアー®優勝を収めた。1992年、自身唯一のメジャータイトルであるマスターズ・トーナメントで栄誉あるグリーン・ジャケットを手にしたとき、カプルスのキャリアは頂点を極めた。この勝利のみならず、その年に彼はアメリカ人として初めて公式世界ゴルフランキング（OWGR）1位の座を獲得し、輝かしい成功を収めた1年となった。キャリアを通じて、カプルスは2度のザ・プレイヤーズ選手権（1984、1996年）を含め、PGAツアー®タイトルを15回獲得した。またPGAツアー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを2度（1991、1992年）受賞している。

カプルスはアメリカ代表としてライダーカップに5度出場し、プレジデンツカップ™ではキャプテンとして3度の優勝を収めるなど、団体戦でも大きく貢献した。

2013年には世界ゴルフ殿堂入りを果たし、ゴルフにおける最も偉大な選手のひとりとしてのレガシーを確固たるものにした。

フレッド・カプルスは1994年にロレックス テスティモニーになった。