スティーブ・ゲルダ

スティーブ・ゲルダ

障害馬術におけるオールラウンドな卓越性

馬術界のチャンピオン、スティーブ・ゲルダは、幅広いスキル、戦略的卓越性、そして馬との揺るぎない絆を兼ね備え、障害馬術競技を高みに押し上げている。

スティーブ・ゲルダ

厩舎でも競技場でも、馬が最高のパフォーマンスを発揮できるようにすることではなく、馬たちが最高の生活を送れるようにすることが私たちの最大の目標です。それが彼らの良さを最大限に引き出す方法だと思っています

スティーブ・ゲルダ

特別な絆を育む

スティーブ・ゲルダは、数々の素晴らしい功績により、国際障害馬術におけるトップ選手としての地位を確立している。

技術と馬との深いつながりにより、ゲルダは一貫して世界のトップ騎手のひとりとして君臨し続け、数々の名誉あるタイトルを獲得し、馬術競技の基準を高めている。

スティーブ・ゲルダ
馬にのっているスティーブ・ゲルダ

比類なき偉業

スティーブ・ゲルダは、物心がつく前から馬に乗り、世界的に名高い障害馬術騎手になった。

ゲルダの競技人生はスイスで始まり、ランクを急速に駆けあがると、国内外のさまざまな大会で才能を発揮した。このスイス人騎手は、何度も世界1位の称号を獲得してきた。また、6度のオリンピック出場を果たし、2012年ロンドンオリンピックではニノ・デ・ビュイソネに騎乗し、個人戦で金メダルに輝き、その4年前の北京オリンピックでは団体戦で銅メダルを獲得した。2024年のパリ大会で、彼はダイナミクス・デ・ベルヘムに騎乗し、銀メダルを獲得した。

ダニ�エル・ドイサー

ゲルダはFEI 障害馬術ワールドカップ™ファイナルで3度優勝(2015年、2016年、2019年)したほか、2006年、2013年、2015年のCHI ジュネーブのロレックス グランプリ、2021年のロレックスが主催するCSIO スプルース メドウズ ‘マスターズ’ トーナメントのCPKC‘インターナショナル’でも勝利し、ロレックス障害馬術グランドスラムを構成するメジャー大会で成功を収めた。彼はまた、CHI ジュネーブのロレックス IJRC トップ10 ファイナルで3度の優勝(2010、2018、2023年)に輝いた唯一の騎手でもある。さらに、2023年にはヨーロッパ選手権で個人として初優勝を飾り、馬術競技における彼の遺産をさらに強固なものとした。

時計を着けたスティーブ・ゲルダ

このスイス人馬術選手は、20年以上にわたり、非常に大きな成功を収めてきた。他にも、2018年世界馬術選手権大会™での個人銅メダル獲得、2009年と2021年のヨーロッパ選手権での団体金メダル獲得など、特筆すべき功績がある。

正確さと馬との調和を特徴とするゲルダのユニークな騎乗へのアプローチは、障害馬術競技に新たな基準を打ち立てた。

スティーブ・ゲルダは2012年にロレックス テスティモニーとなった。

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